「チャレンジ価格がいい? 売出価格は売主様が決める?」 不動産を売る時 東京『不動産売却物語』第7話
2022/02/06
間が空いてしまいましたが、早速、東京不動産売却物語第7話をお届けいたします。
今回は、不動産会社の訪問査定を受けたのち任せる会社を決めて、実際に売り出す価格をいくらにするかというテーマです。
夫「う〜ん、このチャレンジ価格くらい(査定書を見ながら)で売れるといいんだけどな。」
妻「そうよね、いい価格よね。でもすぐに売れるかしら?時間がかかったらどうなるの?」
夫「そうなんだよ。買主さんがすぐに現れればいいけど、何ヶ月もかかると困るんだよな・・」
このご夫婦のような会話は、不動産を売る時には良くあるのではないでしょうか。
不動産会社からは、早期売却価格、通常価格、チャレンジ価格など三つの価格を提案されることがあります。それぞれの意味は、3ヶ月もかからずに早めに売れるであろう価格、3ヶ月くらいで売れていく価格、もう少し時間をかかて活動すれば売れるであろう価格というものです。
結論から申し上げると、売主さんのご希望の価格で売り出すことです。
不動産会社は不動産会社が見ることができるシステムを利用するなどして、近隣や棟内の取引事例を基に成約想定価格を割り出しており、売却できる大体の価格が分かっています。そのため、ご提案の通りに任せるということも選択の一つです。
一方で、売主様のご事情や中古不動産の市況によって変わってくることがあります。
早めに売却する理由がある、いつまでに現金が必要である、なるべく高く売りたい、売り物件が少ない、高めの価格で成約されているなど状況によります。でも、あまり高すぎると途中で値下げをすることになります。
売買仲介の不動産会社は、売主様のご希望を叶えるために努力しますので、どのように力になってくれるか聞いてみましょう。
弊社はご売却専門の会社のため、一つとして同じものではない不動産の個々の特長を明確にし、効果的な方法を用いて売主様のご希望に近づけるよう対策を講じていきます。そして、売主様のご事情やご要望をお伺いすることはとても大切なことと思っておりますので、ざっくばらんにお話しいただけると嬉しいです。ご提案やアドバイス、懸念される要素などを正直にお話しさせて頂きます。
売出価格は、不動会社の営業担当者とお話して最終的には売主様がお決めになることが良いと思います。
それでは今回はこの辺で失礼いたします。