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売却に向けた準備いろいろ 東京『不動産売却物語』第2話

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売却に向けた準備いろいろ 東京『不動産売却物語』第2話

売却に向けた準備いろいろ 東京『不動産売却物語』第2話

2021/10/13

こんにちは、東京不動産売却相談所です。

東京『不動産売却物語』第2話 ”売却に向けた準備いろいろ” をお送りいたします。

 

「準備いろいろ」と書きましたが、具体的には

相場情報、住宅ローンの残債額、次に住むところを探す、仲介を依頼する不動産会社の選定、室内の整理などいろいろあります。

準備する順番は、住み替えをしたくなったから次の住まいを検索することから始める方もいれば、今売ったらいくらぐらいになるか、高く売れるなら引っ越しを考えようと相場情報から調べる方もいます。

あるいはどうしても売らなければならない事情がある方は、相談する不動産会社から調べる方もいるでしょう。

順番は人それぞれです。

最近の価格上昇トレンドのことを聞いて、高く売れるならと動き出す方も多いでしょう。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

 

◆相場情報(相場感)

ご自分の近くのマンションや一戸建てなど今売り出している価格は、インターネットを使いポータルサイトと呼ばれるSUUMO、HOME'S、アットホームなどで調べることができます。ただし、あくまでも売出しの価格であって実際にいくらで売れたかの価格ではありません。業界では成約(セイヤク)価格と言います。

成約価格とは、売出価格から購入検討者から値下げの交渉が入り、反響状況などを考慮して最終的に売主さんが受け入れるか拒否するかを決めて、受け入れた場合は値下げ後の価格で売買契約をするものです。物件やタイミングによって値下げの幅は様々なので一概に言えませんが、数百万円単位で価格交渉が入りこともあります。

 

さて、ここで売主さんはどう考え得るべきか?、、は、今回のテーマではないので第12話あたりでお話し致します。

要するに実際に売れた価格までは分からないことが多いです。

 

◆住宅ローンの残債額

これはすぐに分かりますよね。金融機関にもよりますが半年に1度くらいローン返済額表が届くため、その月の元本残高を確認すればあといくら残っているか分かります。あるいは、固定金利の場合はローンを組んだ時に返済額表が発行されていますのでそれを見れば判明します。返済額表が無かったら金融機関へ再発行を依頼してみてください。

この残債額を把握することはとても重要ですね。売れる価格に対して残債の方が多い場合、ローンだけが残ってしまうからです。残債額と売れる相場感を比較しておく必要があります。

 

◆次に住むところを探す

ある街に魅力を感じて物件を探したり、新築物件に魅力を感じて次の住まいの見当をつけ始める必要がありますね。

ただ、住み替えの場合で、次の住まいを購入するとなると住宅ローンが組めることが条件となります。頭金や年収などで今のローンと新しいローンのダブルローンを組める方もいますが、そうでない方は今の残債を返済することを条件に新しい住宅ローンを組むことになりますので、金融機関との調整や引渡しのタイミングなど留意することが多くなります。これも今回のテーマではないので詳細は後日ご紹介します。

 

◆仲介を依頼する不動産会社の選定

どこの不動産会社に相談または依頼したら良いか? これが一番迷うかもしれませんね。

大手もいれば中小でも信頼出来そうな会社もたくさんあります。

詳細については、次のテーマである「第3話 どこに相談したらいいの?」でご紹介いたします。

 

◆室内の整理

まだ売り出すと決まったわけではないので、このタイミングではそれほど気にしなくてもいいでしょう。

ただ、不要なものが多すぎて見栄えが悪いようであれば、粗大ゴミを出す、整理整頓を心がけるなどは始めてもいいと思います。ここも別のお話で詳しくお伝えします。

 

「売却に向けた準備いろいろ」をざっと挙げてみましたが、他にもあるかもしれません。分かる範囲、できる範囲で進めておくぐらいでいいと思います。

信頼できる不動産会社が見つかったら、その担当者から丁寧にアドバイスをしてくれるはずですので、不動産会社を決める際の材料にしておくのもいいでしょう。

 

今回はこのへんで失礼いたします。

次回の東京『不動産売却物語』第3話は、「どこに相談したらいいの?」です。

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